Google AdSenseを分析に活用する話を書いたらちゃっかり「稼ぎ」も出た

この記事が予想以上によく燃えました。普段の10～12倍ほどのPV数を記録。
多くの方に読んでいただけたようでとても嬉しいです。

「誤クリック狙い」「広告じゃなくてPVだけ見ればいい」「広告外せ」といったご意見も頂きました。

が、この記事を書いたことでますますGoogle AdSenseを活用していきたいと考えるようになりました。
その理由について改めてまとめてみます。

◆Google Adsenseの広告を貼ってわかったこと

PVやはてなブックマークに寄せられたコメントを読む限りは、ただ「炎上」しただけに見える先日のこの記事。
ですが、Google AdSenseで広告レポートを確認してみるとそれなりの「成果」をあげたことがわかります。
（金額でいうと先日の記事だけで500円弱ぐらい。同じ金額を2ヶ月がかりで稼いだことを考えると、大きな成果です）

どういうことか。

記事内に表示される広告の設定は自分でいじることもできます。
が、特に設定しなくてもある程度はGoogle AdSense側でマッチングしてくれます。

先日の記事に自動的にマッチングされた広告の例を挙げてみます。
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「誤クリック狙い」と評された当ブログのアドセンス広告ですが、普段は広告を踏む人の数はほぼ皆無です。
（ですから、「誤クリック」はほぼ発生していないものだと考えられます）

先日のこの記事にマッチングされたこれらの広告のクリック数は、PV数の１%を超えています。

このデータは、マッチングされた広告へ少なからず関心を持っているような方が訪問してきたことを示しています。
PV数だけでは「ただの炎上」と読み取れる状況下にあっても、
広告データを用いることで「広告の内容に関心のある人の訪問」の有無を確認できるわけです。

これは先日の記事を書くまでは仮説にすぎないものでした。
が、実際に記事を燃やしてみたことで実証できました。
この方法で「コンテンツ」として価値ある内容を提供できているか検証できます。
※今回は「広告の内容に関心のある人の訪問」が確認できましたが、それは「炎上案件」すべてに言えるものではありません。

◆「ブログに広告を貼る」ことで「効率よく稼ぐ」「楽に稼ぐ」ことができるか？？

「ブログに広告を貼る」ことに関する話題が炎上しやすいことは自分でやってみたことでよく理解できました。
なぜ「燃える」のか、原因を考えてみました。

 「効率よく稼ぐ」「楽に稼ぐ」という考えに対し否定的な人がいるから…でしょうか？

「ブログに広告を貼る」ことに限らず、ものの考え方は人の数だけあるのが当然なのでこちらからは一切否定しません。

ただ、私からこうした考え方をされている皆さまにお伝えしたいことは

「ブログに広告を貼ることで収入が得られるのは事実だけれど、決して効率のいい稼ぎ方とはいえないし楽でもない」
これに尽きます。

私の場合、毎日およそ1500字～2500字前後の記事を1～2時間程度の時間をかけて執筆しています。
広告をクリックするのは、こうして完成した記事を読みに訪れた人のだいたい0.5～1%ほどです。
ブログを書くためにかけている時間のことを考えれば、効率はむしろ悪いといえます。
飲食店でバイトしたほうがよっぽど早く稼げますよ。

ブログなら書いたものを放置しておけばいいんでしょ！簡単じゃん！と思っている方もいらっしゃると思いますが、
安定したPVを獲得するためには「定期的に良質な新規コンテンツを追加する」ことが重要です。
放っておけば勝手に収入が増え続けるというものでは決してありません。

もし「ブログに広告を貼る」と「効率よく」「楽に」稼げる！とイメージしている方には、
それはちょっと違うかもしれないよ？？とお伝えしておきたいと思います。
私の場合は書くことが好きだからやることであって、そうでもない人がこれをやり続けるのは苦行でしかないと思います。
効率もとてもじゃありませんがいいとはいえません。「好きなことで、生きていく」のは夢物語にすぎないですよ、正直な話。

しかも得られる収入は大したことありません。
広告レポート利用してあれこれ分析してたらなんかニコ動プレミアム登録がタダでできちゃった！というレベルにすぎません。
一攫千金だ！がっぽり稼ぐぞ！と思っている方がいれば、ちょっと思いとどまって欲しいぐらいです。

最後に、少しだけ違う話題を。
先日の記事が非常にいいペースで「燃え」た際に感じたことに関連したお話です。

なにやら、「お金を稼ぐ」ということそのものに否定的な方が少なからずいる気がしました。
うまく言えないんですが…「お金を稼ぐ」話題そのものをNG化しているというか。
これはどういう気持ちや考え方に由来するものなのでしょう？？
このあたりの事情についてもっとよく知り、考えてみたいです。

先日の記事では「稼ぐ」ためにGoogle AdSenseを使っているわけではないというお話を中心に据えていたのですが、
ブックマークに寄せられたコメントの一部からは
「好きでやっていることに対して稼げるツールを使うな」と言いたげな雰囲気を感じたんですね。
もし、私の受け止め方に誤りがあればご指摘いただきたいです。

とにかく、「お金を稼ぐ」という話題への嫌悪というのかな…
それについてもっとよく知りたいなーと思ったのです。皆さまからのご意見募集中。