パンティー強盗(未遂)に遭い、警察からセカンドレイプされた話
今週のお題「今だから言えること」について。
中学生の頃、パンティー強盗(※未遂)の被害に遭いました
未遂なので盗まれていませんが。経緯はこうです。
- 夕方4時頃、いつも通り下校(10月半ば。日が沈むような時間ではない)
- (私が)自宅マンション入口の自動ドア(オートロック式)を鍵を使って通過
- 頭からスライディングして入ってくる男の姿を確認(この時点で既にこわい)
- エレベーターを待っている私に男が刃物を突きつける
- 男「パ…パンティーを脱いで…ぼくに…ください…」(こわい)(ただし敬語)
- 私「やめてください警察よびますよ!!!」(敬語)
- 男、全力疾走で逃走
帰宅後、不審な男に脅迫されたことを母に伝え、警察に通報してもらいました。
ただ、警察署で被害者として事情聴取を受けた経験のほうがつらかったです。
ほんとうに、今だから話せること。
ついでに警察からのセカンドレイプに遭いました
まず、容疑者の取り調べをするのと同じ部屋に閉じ込められたのが怖かったです。
鉄格子がついていて狭くて暗い部屋。そこに入れ代わり立ち代わり警察の人がやってきます。
ああ、カツ丼出される部屋や…という考えで気を紛らわせていました。
で、脅されたときの状況、男から言われたことなどをそのまま口にするよう言われました。
つまり、男の人に言われたちょっと恥ずかしい言葉
「パ…パンティーを脱いで…ぼくに…ください…」を今ここで口述しろ
という辱めを受けるハメになりました。しかも、男性の前です。しにたい。
念のため「女性の方はいらっしゃいませんか…?」と尋ねてみるも「いない」「はやくしろ」の一点張り。
まあ、そのあとのことはお察しください。
ちなみに、人が入れ替わるたびにこれと同じことを複数回言わされました。
上の1~7までの説明をするのに、時間にしてだいたい4時間ぐらいかかったと思います。かかりすぎ。
で、そろそろ終わるかな…と思っていた頃になって、また別の人が入ってきました。
自宅マンションや近隣の建物に設置されていた防犯カメラの映像の検証が終わったとのことでした。
ここで、思いもしなかった罵倒を受けます。
「なんで不審な男に尾行されてるのに気付かなかったの?
はっきり言うけど自己責任だよ」
え?いま、なんと???
この方によれば、通学路の中程から私が男に尾行されている様子がはっきり映っていた、とのこと。
「女の子なんだからちゃんと自己防衛しないとさあ」
「こういう事態を招いたのは、尾行されてるのに気付かなかった君なんだよ?」
「セーラー服着てる子はそれだけで需要があるから仕方ないよ」
こんな具合に責められまくり、ひどく傷つきました。
私はこの日から、警察のことが信じられなくなりました。
そして、この一連の経験のため自分から男の人をなんとなく遠ざけるようになってしまいました。
長い事情聴取が終わり、帰宅した時にはかなりやつれていたそうです。
実は、このときのことはよく覚えていません。
両親曰く、しばらく泣いたり喚いたりしていたそうです。
その日の晩ご飯がカツ丼だったことはよく覚えています。
これが私の「今だから言える話」。