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ミチクサダイアリー

飽き性を克服するべく、もう一度だけ挑戦することにしました。ブログ。

「いじられキャラ」という「芸風」をどう考えるべきか

昨日書いたこちらの記事に対し、はてなブックマークからコメントを頂きました。

結局のところ「差別性」をネタにするのがバラエティってことでしょ。それが無くなったら「最近つまんなくなった」って言う人がいるわけだし。(id:herpes_carrierさまのブックマークコメントより引用)

id:herpes_carrierさまが指摘するように、バラエティ番組における「笑い」は差別を内包しているものがしばしばみられます。
たとえば容姿が「不細工(ブス)」であるとか、「オタクキャラ」で「キモい」とか、そういった特徴を「いじられ」ることで場を盛り上げるお笑い芸人やタレントがいます。
日村勇紀さん(バナナマン)や山里亮太さん(南海キャンディーズ)、白鳥久美子さん(たんぽぽ)といった方が該当します。

また、「リアクション」で人々を楽しませる「リアクション芸人」という括りも存在します。
上島竜兵さん(ダチョウ倶楽部)や出川哲郎さんがこれに該当します。

こうした「芸風」で活躍するお笑い芸人・タレントを「いじられキャラ」として総括する考え方もあります。

小学生の時、私は「いじられキャラ」として周囲から扱われていました。
いじられキャラ」には何をしてもいい。何を言ってもいい。そういう雰囲気がありました。
体毛が他の女の子より濃かったことから「マウンテンゴリラ」というあだ名で呼ばれていました。
いじられキャラ」だったので、階段を降りている途中に中身の入った牛乳パックを投げつけられましたし、トイレに入っていたら頭上から水をぶちまけられました。
いじられキャラ」は、その容姿やリアクションによって周囲を楽しませるために存在します。
怒れば怒るほど、悲しめば悲しむほどその仕打ちはエスカレートしていくばかりでした。

私が「差別を内包したテレビ番組は許されるべきか?」という問題提起をした原因がこのあたりにあります。

日頃意識されることはほとんどないと思いますが、バラエティ番組の「笑い」は差別を内包したものが多いです。
誰かの容姿を笑う。誰かの発言を笑う。誰かの行動を笑う。誰かの嗜好を笑う。
「笑わせる」というよりは「笑われる」という形で盛り上げる「芸風」
この先にあるのが「自虐」です。「笑われる」より前に自虐することで笑いを誘う。
お笑い芸人のヒロシさんなどがその手法を用いる芸人の代表です。
また、お笑い芸人・タレントに限らず、たとえばHKT48指原莉乃さんも「自虐」を持ち味にしたトークを展開してきました。

これはお笑い芸人・タレントさんが「芸風」として確立させたからこそ成り立っているもので、誰彼構わず適用していいという性質のものではありません。
いじられキャラ」として相手を扱うことが「いじめ」につながる場合もあります。
テレビなどのメディアで活躍する「いじられキャラ」は「芸」としてそういう盛り上げ方を会得しているだけであること、そしてそれを認識できていない人がそこそこいるらしいことを私は自分の身を持って体験しています。
「芸」のすべてをメディアから一掃しろと主張しているのだと勘違いされているようですが、私の主張はそうではありません。
そうではなくて、こうした「笑い」に差別が内包されていること、現実にそうした行為を行うことは許されないことをきちんと教育する必要があると考えています。

はてなユーザーは「考える」ことが大好きな人が多いので、あまり想像がつかないかもしれません。
しかじ、実際に「自分たちさえ楽しければいいやー」という思考停止状態に陥っていた人を私は何人も見てきました。
本当におそろしい思いをしてきました。こんな目に遭う人を一人でも減らしたいです。

なんだか過去のことを思い出しながら書いていたら文章がめちゃくちゃになってきました。
読みづらくてすみません。冷静になったら書き直すかもしれません。書き直さないかもしれません。

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最後になんかいい話っぽいのを書いておきます。

かつて、「天才テレビくん」に月亭方正さん(当時の芸名は山崎邦正さん)が出演していた時期がありました。
私はこの頃の「天才テレビくん」が大好きで、かなり熱心に視聴していました。
ある日、テレビの前で「邦正おもしろーい」などと言いながら笑い転げていたところ、母から怒られました。

「邦正 さ ん でしょう?」

この当時は「なんだよお母さんいちいちうるさいなー」という程度の認識しかしていませんでした。

少し大人になってから、これは「テレビの向こうにいようが相手は一人の人間。相手を尊重し、思いやる心を持ちなさい」という教えであるらしいことに気付きました。

そういう「芸風」を確立させている相手であっても、尊重する気持ちを忘れてはならないと思います。
あのときは理解できなかったけれど、キツめの口調で叱りつけてくれた母親には感謝しています。

そういう話。

 

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