自分のブログが注目されない理由を「注目のブログ」から学んだ話
はてなブログのトップページには「注目のブログ」というページがあります。
いったいどういう基準で「注目のブログ」が選ばれているのかは不明です。
ひとつだけ明らかなことは、私の「ミチクサダイアリー」も注目のブログとして紹介されていた期間があったということ。
しかしながらこの頃はいくら頑張って記事を書いてもまったく取り上げていただけません。
これにはきっとわけがあるはずです。
そこで私は片っ端から「注目のブログ」として取り上げられているさまざまなブログに目を通し、そこから「注目」される秘訣を盗む学ぶことにしました。
その結果、「注目のブログ」として取り上げられているブログにはいくつか共通点が見受けられること、自分のブログはその真逆を行く内容であることが発覚しました。
今回の記事ではその「共通点」を示し、そこから学んだ「自分のブログが注目されない理由」を明らかにしていきます。
1.「仕事の質」「効率」「生産性」を高める 「ライフハック」系ブログ
いわゆる「ライフハック(仕事術)」系のブログです。
直近で「注目のブログ」で取り上げられているブログで挙げるなら
こういったブログが該当します。
仕事の質、効率、生産性を高める「仕事術」や考え方、ビジネスの場面で活用できる知識・知見といったことを記事にしています。
これらのブログがはてなブログで「注目のブログ」として紹介されていることから考えられるのは次の2点。
・はてなブログの読み手の多くが「ビジネス」に高い関心を持っている(→これは私のブログのGoogleアナリティクスの解析結果からも同じ結果が出ました)
・はてなブログにおいては「効率主義」の考えが支持されやすい傾向にある
私のブログは「大学生が日々思うことをつらつら書いたもの」です。
このブログをいくら読んだところで「ビジネス」のために参考になることは書いてありません。
さらに「効率主義」とは程遠い、無駄の多すぎる私生活の様子を赤裸々に綴っている始末。
これでは「注目」されるわけがありません!
2.「ミニマリスト」「シンプルライフ」がキーワード! 「最小限主義」系ブログ
「最小限主義」をメインテーマに据えているブログです。
「最小限主義」というと難しそうですが、簡単に言い換えれば「持たない主義」。
不必要なものを持たない。必要なものだけで暮らしていく。
そういった生活のよさを伝える記事を更新しているブログが該当します。
こういったブログが注目されている背景には「最小限主義」そのものへの関心、支持があることがあると思われます。
しかしながら私は↓このような記事を書く程度には「ものばかり持っている」暮らしを送っています。
ものというか、私が大量に持っているのは「紙」ですね。
書籍、ノート、印刷された論文などが自宅中にみちみちと詰まっているような暮らしを送っています。
「最小限主義」に興味を持つ人が多い中でこれでは「注目」されるわけがありません!
3.話し言葉で思いの丈をぶちまける! 「個性派」ブログ
話し言葉で「ぶちまける」スタイルをとっているブログです。
書き手の個性が滲み出るため「書き手」そのものがコンテンツの一部と化すのが特徴です。
そのため、よくも悪くも「火がつきやすい」です。書き手の感情、人間性がブログコンテンツになってしまうので…。
はてなのアイドルこと青二才さんのブログもこのタイプに分類していいと思います。
私のブログは、いってしまえば「自分の考えること」そのものをメインコンテンツとしています。
それでも「注目」はされていません。なぜか。
それはおそらく、私が考えていることにはまだ「独創性」、もっというと「個性」がないのだと思います。
自分の立場や考えこそ明示してはいますが、思い切り感情を吐露した記事は多いとは言えません。
「田舎で底辺暮らし」のpokonanさんがぶちまける「怒り」の感情は、私にはとても安っぽく陳腐なものに思えることも多々あります。
しかし、そう思う反面で「怒り」をぶちまけ続ける彼女には確かな「個性」を感じます。
(それが好意をもって受け止められるような性質のものであるとは考えませんが)
「書き手」そのものがコンテンツとなる側面を持つこうしたブログにおいて、「個性」を感じさせる内容であるということはこれ以上ない「強み」です。
青二才さんがはてなのアイドルとして愛でられているのもこのあたりに理由があると私は考えています。
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結論
「注目のブログ」の特徴を大まかに次の3点に分類できた。
1.ライフハック(仕事術)、ビジネスについて記事を書いている
2.最小限主義(ミニマリスト・シンプルライフ・持たない主義)について記事を書いている
3.自分の個性をコンテンツの一部として成立させた記事を書いている
そしてこの3点から、私のブログが注目されない理由を説明できる。
1.大学生が思うこと、考えることが書いてあるだけでビジネスの参考にならない
2.ものを持ちすぎている暮らしぶりについて書き散らしてある
3.感情を「ぶちまける」ことを極力避けてきたために記事から個性を感じられない
これでは注目されるわけがありませんね!!!!
…と、ここまで書いて気がついたのはイケダハヤトさんの末恐ろしさでした。
東京で消耗せず高知でのんびりのびのびと暮らしながらビジネスを語り、「イケダハヤト」という個性を売っている。
強すぎる。
ちなみに私は「できるなら働きたくない」「紙に囲まれてしあわせ」という感情を思い切りぶちまける方向で進化していく予定です。どうぞよろしくお願いします。
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