ミチクサダイアリー

飽き性を克服するべく、もう一度だけ挑戦することにしました。ブログ。

「ソロウエディング」婚礼衣装に身を包みたい願望を叶える画期的サービスの話

ソロウエディング(ひとりウエディング)という新しいサービスを提供する会社があることを知りました。
今回の記事では、株式会社チェルカトラベルが提供する「ソロウエディング」の話題を取り上げます。


マイナビウーマンの下記の記事を目にしたことで、「ソロウエディング」の存在を知りました。


記事の冒頭部分を引用します。

今巷でちょっとした話題になっている「ソロウエディング」。結婚相手がいなくても、ひとりで結婚式を挙げられるサービスとして、未婚女性に広まりつつあるとか。でも正直なところ、「ソロウエディング」ってどうなの? というわけで今回は、女性たちに本音を聞いてみました。

Q.今話題の「ソロウエディング」をどう思う?

いいと思う……25.8%
哀れだと思う……74.2%

 「いいと思う」に対して「哀れだと思う」というゲスな選択肢を用意しちゃうマイナビウーマン…。
私はマイナビウーマンの記事のこういうところが大嫌いなのです。とにかく卑しいよね。

が、この話題をにむすけ君に何気なく振ってみたら「うわあ…引くわ…」と一蹴されてびっくり。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
私はとってもとっても素敵なサービスだと思うんですよ!「ソロウエディング」!!

ちなみににむすけ君に言わせると「ソロウエディングという名称が生理的に受け付けない」そうです。
それならそれでいいけど、否定するなら代替名称案もちゃんと提示しなさいよ!やり直し!

 

◆ウエディングドレスは女性のあこがれ??

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「ウエディングドレス(を着ること)は女性のあこがれ」だとよくいわれます。
私はこの安直なイメージを語り続けることを肯定しているわけではありません。
先の記事に「そこまでしてウエディングドレスを着たいと思う気持ちがわからない」という女性の意見が紹介されているように、
「すべての女性がウエディングドレスにあこがれている」わけではないからです。
でもこの「ソロウエディング」のサービスはとても好意的に受け止めています。
なぜならこの企画、「結婚=ウエディングドレス」の価値観に縛られていないからです。

先の記事では「ウェディングドレスを着たいという欲がそこまであるなら婚活がんばればいいと思う」
という女性の意見も紹介されていますが、これは的外れ。
株式会社チェルカトラベルは「自分至上最高の私を見つける」をコンセプトにしています。
ウエディングドレスに結婚という要素を結びつけていないところがミソだと思うんですよ。
だからこそにむすけ君は「ソロウエディング」という言葉に抵抗を覚えたのかもしれませんが。
婚礼衣装を着る企画だから「ウエディング」っていう言葉を使うのがいちばんわかりやすいんですよね。
何かいい案ないものですかね??

 

◆婚礼衣装を着る ~日常から切り離された一瞬を「撮る」そして「残す」ということ~

この企画がとても素晴らしいものとして受け止められたのは、私がコスプレイヤーであることとは関係があると思います。
というのも、コスプレをすると「普段の自分」から解き放たれるという快感が得られるんです。
私はこの感覚に魅了されてコスプレという趣味に没頭してきました。
自分ではない別のものになって過ごす時間はとにかく楽しくて仕方がないのです。

この企画に対してそれに近いものを感じました。
婚礼衣装を着る機会は一生のうち一度あるかないかでしょう。
成人式の振袖だって着る機会は成人を迎える(た)年、一度だけです。
特別な衣装に袖を通すとき、人は日常から切り離されます
その瞬間を「撮る」そして「残す」というサービスにはそれなりに需要があると思うのです。
少なくとも私はそういう瞬間を快感と感じるうちの一人です。
「成人式の写真撮影」と同様のサービスの「ウエディングドレス版」がソロウエディング
そう位置づけてみると、受け止め方が変わる気がしませんか?どうでしょう?

コンセプトである「自分至上最高の私を見つける」というのも、一度普段の自分から解き放たれて新しい自分の姿を見出す
そういう意図があって設定されたものだと思うんですよ。もっと前向きに受け止めていきませんか??

 

◆「ぼっち」「おひとり様」をことさらに強調するのはズレている


こんな記事までありました。
う~~ん。ぼっちのためのサービス、という解釈はいかがなものかと思います。

さきほども書いたばかりですが、もっと前向きに受け止めませんか?
企画の意図から外れた解釈ばかりされていることが残念でなりません。

 

以下はちょっとだけ私の個人的な話。
私が高校生だったとき、自分より17歳年上の女性と交際していました。
この時期に「この人と一緒になりたいけど、今の日本じゃ結婚式は挙げられないな」とふと思ったことがありました。
結局、いろいろとあって別れることになったわけですが…

世の中には、いろんな事情を抱えこんだ人たちがいます。
この企画を発展させていけば、もっと多くの人に寄り添ったサービスが提供できるようになると思うのです。
そういう可能性を秘めたものであると確信したので、私はこの企画を支持します。

皆さまは「ソロウエディング」をどう受け止めますか??