ミチクサダイアリー

飽き性を克服するべく、もう一度だけ挑戦することにしました。ブログ。

私にとってGoogle AdSenseは「稼ぐ」ためのツールじゃない

当ブログ「ミチクサダイアリー」の開設からおよそ50日。
しれっと記事中に挿入しているGoogle AdSenseの広告収入が少しずつ増え始めました。

「稼ぐために作ったブログでなく、好き勝手に自分の思うこと・考えることを綴っているだけのブログでもほんの僅かな収入は得られますよ」という話と、私が広告を貼る理由についての話をしていきたいと思います。

 

◆収入の報告は「下品」?

先日、ちょうどこういう記事を読みました。

ブログによる収入の報告
下品だなって思う。「ブログでいくら稼いだ」って話はネット上だとコンテンツになってる部分あるけど、代償として下がる品位がある。会社勤めの人が毎月給料の報告を詳細にしてきたら「なんだこいつ」って思うじゃん。ブログ収入の場合はそれが免除されてるかって言ったら違う。だいたい書き手はそういう情報に沢山触れてコンテンツとして消費して麻痺しちゃってるけど、運営情報メインのブログでもない限り、固定読者はその回はげんなりしてる。(上記事より引用)

 

◆「ブログによる収入の報告」関連記事が途絶えないワケ

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「ブログで稼ぐ」記事を積極的に書くのは、「ブログで稼ぐ」記事で稼いでいる人たちです。
つまりどういうことなのか。
簡単に言えば、「ブログによる収入の報告」の記事の需要が高いということ。
ブログで稼ぎたい人がいるからこそブログで稼ぐ記事で稼げちゃうという構造があります。

それだけ「ブログで稼ぐ」というテーマはコンテンツとしての価値があるのが現状。

ある人にとって「下品」に感じる内容でも、別の人にとっては求めていた情報そのもの…ということは結構あるのです。
会社勤めの人が毎月の給料を(会社が特定できない程度に)公開したとしても、おそらく需要はあると思います。
その業種で働くことに興味がある就活生や、転職を考えている人にとっての参考になりますからね。

ただ、「稼ぐコンテンツ」として収入の詳細を使うことへの抵抗を感じる気持ちは十分に想像できます。
その気持ちを否定しているわけではないことは、はっきりと明記しておきます。
というより、私も「稼ぐため」に収入の詳細を使うことには抵抗を感じる側の人間です。

今回の記事は、「稼ぐコンテンツ」としてのブログを考察するのではなく、
「稼ぐコンテンツ」ではないブログにアドセンス広告を貼ることについてのお話がメインです。
わかりづらい表現になりました。今の話がどういうことか、詳しく説明していきます。

 

◆私がブログで「ごく僅かな収入」を得ている話をしようと思ったワケ

このブログは、「稼ぐことは目的としない」ことを前提にしています。
稼ぐことを目的としないなら記事中にアドセンス広告貼るなよ!という声がどこからか聞こえてきそう…なので!
記事中に広告を挿入している理由についてそろそろ書いておこうかな、と思っていたんです。
そこで今回の記事の執筆に至ったわけですね。

結論から言うと、自分が好き勝手に書く文章に価値が存在するかを試したかったからです。
もともと自分が好き勝手に書いた文章を読むためにどれぐらいの人が訪問してくれるのか、ということには興味がありました。
自分のアウトプットしたものに価値を見出してくれる人がどれぐらいいるのか?
もっと言えば、「わたしがわたしとして考えていることに需要は存在するか」という疑問。
それを考える一つの目安として、はてなブログの簡易アクセス解析機能以外の指標を求めていました。

Google AdSenseで収入を得るための要素として重要なもののひとつに「スマートプライシング」という機能があります。
これはアカウントごとにクリック単価が決定されるという仕組みのこと。
広告主にとって利益をもたらすサイトなのか、そうでないのかによってクリック単価が決まるということですね。
このことを利用して、好き勝手な運営をしても「広告主にとって利益あるサイトになり得るか」試しているのです。
結果としては僅かながらも収益は出せているので、自分が生み出すコンテンツに需要のあることが実証できています。

何度も強調していますが、得ている広告収入はごく僅かです。
ブログ開設50日の現在で、金額にしておよそ500円弱です。本当にごく僅か。
ただ、1月末の時点で60円程度だったことを思えば、コンテンツとして成長しつつある状態であるようです。

広告の表示設定をあれこれいじってみたり、検索エンジン最適化(SEO)をしっかりやれば
もう少しぐらいは収益が伸びていきそうな気もしますが、それをやると本末転倒なのでやらないでおきます。

 

◆手段としてのGoogle AdSense ~「読み手」を想定するきっかけとして~

私は「書くこと」「考えること」が大好きです。
これらの「好きなことで、生きていく」ことが果たしてできるでしょうか??
現状から考えると、ほぼ不可能です。
せいぜい、ニコ動のプレミアム会員登録(月額540円)を維持するのがやっとですからね。

ただ、広告を貼ってみたことで自分が世に送り出してきたコンテンツの価値が見えてきました
今まで闇雲に書いていただけのものが「読まれる」ことで価値を持ち始めたことについては純粋な喜びを覚えています。
そのことが「書くこと」「考えること」への大きな原動力になっているのも事実です。

さらに「もっと読んでほしい」「どう工夫すればいいだろうか」を考える際、
Google AdSenseのデータが大いに活用できるところが非常に気に入っています。
アクセスしてもらえない限り、頑張って書いたものが読んでもらえませんからね!

「読み手」の存在を意識して工夫を凝らすための手段としてアドセンス広告を活用してみる。
そんな提案をしてみたかったので、まずは自分で始めました。これがブログにアドセンス広告を貼る理由です。
結果が伴うようにしていきたいです。

 

話があっちこっちに飛んでしまいましたが、今日は「Google AdSense」の話題を中心に取り上げました。
「ブログで稼ぐ」ためにGoogle AdSenseを始めたいという人にはあまり参考にならない記事だったと思います。

まあ最後にそういう方に向けて何か書くとすれば…そうですね…
「読み手」の求めている情報が何か、それを常に思考し続けること。これを徹底するのが大事だと思います。

私にとってGoogle AdSenseは「稼ぐ」手段でなく「腕試し」とか「読み手の分析」のためのものにすぎないので
「稼ぐ」目的でアドセンスを活用する方法などについてはうさもふさまのブログ↓をご参照いただきたい。
こちらの方が圧倒的に詳しい上、非常にわかりやすいです。稼ぎたい方のお力添えができず申し訳ない限りです。

【お詫び】
コメント欄でご指摘いただいた点について、修正をいたしました。
成果報酬型広告と、クリック報酬型広告を混同していた箇所の訂正をしています。
紛らわしい表現を用いてしまい申し訳ありませんでした。お詫びいたします。