オタクカップルが互いに布教したアニメを紹介してみる3+3
ジェンダーの問題について考え込みすぎて不眠症になったゆっこです。
不眠症になってしまったので、今日はライトな話題を取り上げたいと思います。
オタクカップルが互いに布教したアニメを紹介してみる3+3
知り合った時点でもともと互いにオタクだということは認識できていた私と彼。
ただ、好きな作品を徹底的に愛すという方向性の二人なので話が噛み合わないことも多く…
なので、互いに好きなアニメを紹介しおうちで一緒に視聴する会*1をこまめに開催しました。
そこで私が彼氏に、彼氏が私に紹介した数ある作品のうち3作品ずつを紹介してみようと思います。
いろいろと書きたいことがありすぎるのでまた個別で紹介できたらな~と思いつつ
今回は「これを紹介したよ!」という部分だけを記事にしてみます。
ちなみに紹介者のふたりはこんな感じです。
・私:21歳。3歳から特撮沼を離れたことがないので本当は特撮の話をもっとしたい。艦これでは時雨とケッコンした。
・彼:21歳。「古明地さとりは俺の嫁」と言いつつ艦これで榛名とケッコン。特技は三味線。
◆私→彼 おすすめした3作品 (選定テーマ:もっと本を読みたくなるアニメ)
少女革命ウテナ(1997年)
現在放映中のアニメ『ユリ熊嵐』の幾原邦彦監督の作品。
一度見ただけでは理解が追いつかないタイプの作品です。しかも初見当時4歳。
そのため『新世紀エヴァンゲリオン』のように、ファンによって徹底的な考察がされ続けています。
もっと本を読みたくなるポイントはヘルマン・ヘッセ『デミアン』をモチーフのひとつに取り上げているところ。
まあ、ウテナについては死ぬほど語るべきところがあるので後日取り上げます。
PSYCHO-PASS(2012年)
2期も見ました。正直1期で終わりにするべきだった作品。
視聴者に絶望を与えるようなシナリオを手がけることで知られる虚淵玄さんがメインストーリーライター。
一言でいうなら槙島聖護という孤独な罪人を「裁く」ための正義のゆくえを問う物語。
槙島聖護というキャラクターが、ただの悪人として描かれているわけではない…のが好きなところ。
そして、この槙島聖護が「本好き」で、さまざまな本を引用しています。
槙島聖護氏のオススメ書籍(PSYCHO-PASS) - NAVER まとめ
まとめまである。本を読めばもっと槙島がわかる。
四畳半神話大系(2010年)
森見登美彦さんの小説をアニメ化。
小説のアニメ化は難しいだろうから…と期待せずに見始めたことを恥じるクオリティ。
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の大賞受賞作品。
森見登美彦さんの作風をよくここまで映像化できたな…という感じ。
このクオリティで『ペンギン・ハイウェイ』もアニメ化してくれないかなあ…。
◆彼→私 おすすめした3作品 (選定テーマ:おれの憧れと人生)
カウボーイビバップ(1998年)
全話一気に見ました。彼はずっとスパイクに憧れてきたそうです。わかる。
ただただ「格好いい」というコメントしか出てきません。ああ、私の語彙力のなさよ…
「男がこうとか、女がこうとかじゃなくてさ。人として何を貫くかって話なんだよね」
という彼の言葉には頷くことしかできなかったです。
個人的に印象に残ったのは「んぴゅー」のおはなし。
コミカルに仕上げられていたけど、コンピューターAIの孤独というテーマを1998年に描いたのはすごいよ…。
マクロス7(1994年)
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戦わない熱血主人公という新しさ。
マクロスシリーズの伝統といえば「可変戦闘機」「歌」「三角関係(恋愛)」なのに
最後までまったく恋愛しなかった稀有な主人公です。驚いた。でもそこがよかった。
伝統を破ることで「まっすぐ、歌で向き合う」っていう彼のよさが生かせていたんだと思う。
でもあえて女性と恋に落ちるならミレーヌでなくて映画に出てくるミレーヌの姉・エミリアの方がいいなぁ…なんて。
ちなみに彼は主人公に憧れたのがきっかけで三味線だけじゃなくてギターも弾けるようになった模様。
CLANNAD(2007年)
彼曰く、「CLANNADは人生!」まちとひとの命と光を描いた名作。
2期までぜんぶ見ました。死ぬほど泣いた。何度も見ているはずの彼もびーびー泣いていた。
これ見た影響で子供を授かりたい願望が芽生えたぐらいです。
ひとを幸せにして、まちに光を満たして渚を救う…というメインストーリーは
物語の最後に「運命の乗り換え」をする『輪るピングドラム』を想起しました。
比喩も多く、物語にいろんな解釈の余地を与えているのも人気の理由かな?と思います。
いかがでしたでしょうか??
アニメ・特撮関連の記事もどんどん書いていきたいと思います。
ちなみに5月は東方Projectオンリーイベント「例大祭」でコスプレしてきます。
*1:おうちデートともいわれる