ミチクサダイアリー

飽き性を克服するべく、もう一度だけ挑戦することにしました。ブログ。

本を読むまえに「予想」を立てておく習慣の話

 

10日ほど前に書いたこの記事で
「女は男に活用されるモノ(資本)である」と考える男性的な社会からすれば、
早い段階から出産を強く意識し、計画している女性というのは「使いづらい」存在だ。
などと書いたところ、「男性的社会という言葉には納得がいかない」というコメントと
あわせまして、こちらの本をご紹介いただきました。

母性社会日本の病理 (講談社+α文庫)

母性社会日本の病理 (講談社+α文庫)

 

 恥ずかしながら未読でしたので、Amazonから中古本を100円で購入。
価格からして多少の傷みはあるだろうな…と覚悟していました。
が、「新品」と言われたら騙されるほどの美品が届きました。ラッキー。

そんなわけでこれから読みます。読書記録はのちほどつけます。
つまり、未読です。買った本がすぐ読める状況下にいつでもあるとは限らないのです。

河合隼雄さんの本はちょこちょこっと読んだことがあるので推察なのですが
たぶんこれ、心理学用語の「母性原理」について書かれているのではないでしょうか?未読ですけど。

この場合、「母性」という言葉に引っ張られて直接「女性」と結びつけるとちょっとおかしなことになります。
というのも「母性原理」は包み込む性質のこと。
自分と他者を切り離さず、つながろうとする態度を指す心理学の用語です。
「父性原理」は分断する性質のこと。すべてのものを切断し、分類するという特性があります。
「母性原理」はすべて平等に扱うこと、「父性原理」は能力や個性に応じて分類すること、と考えるといいと思います。

ですから「母」「父」に引っ張られてそのまま女性・男性の問題としてしまうのは誤りです。
女性にも「父性」、男性にも「母性」はあります。

思うにこの本は「日本の社会は人をすべからく平等に扱おうとする性質がある」とか
「人とつながろうとするため空気を読みすぎる」とか書いてあるんじゃないですかね?

まあ未読なのでこれ以上の言及は避けておきます。あとは読んでから書きます。

 

ちなみに普段から本を読む前に「この本はたぶんこんなことが書いてあるんだろうな」という具合に
だいたいの予想をつけてから読むようにしています。

当然、読み終えたあとに強く印象に残る本というのは予想できなかったことが書いてある本です。
いい意味で「裏切られたー!」という経験を積み重ねていくと、いい本と出会う確率がぐんと上がります。経験談。
というより、タイトルを見て「どういうことかな?読みたい!」と思えるかどうかが大事なんだと思います。

それと、なにか知りたいことがあって本を読むときは本の種類にとらわれないように注意しています。
新書や専門書だけ読むんじゃなくて、雑誌や絵本も手にとってみたりとか…
そういう、多方面からのアプローチが大事だと考えています。

幼い頃から本を読む習慣が身についていたこともあって、
読書の方法や記録のつけ方、思い出などについて書きたいことがたくさんあります。
少しずつ、そういうことも記していきたいと思っています。

もし私のブログを読んで、「この本もう読んだ?」とか「これおすすめだよー」というものがあればご教授ください。
時間とお金の許す限り全力で読みます。

…というより
「読んでほしい」人の書いてるものが読みたい
この記事でさんざん書いたことと重複するところはありますが、言わせてください。

 「読んでほしい」人の書いているものが読みたいです。
そして、「読んでほしい」人の「読んでほしい」もの読みたいです。

ぜひ読ませてください。よろしくお願いします。