ミチクサダイアリー

飽き性を克服するべく、もう一度だけ挑戦することにしました。ブログ。

もっと柔らかく考えたい「就職」の話。

話題のトピック「正社員」について書いてみます。

 

私、ゆっこは21歳の大学3年生です。

つまり就職活動が今年3月1日から解禁される、という身なのですが

大学から猛プッシュされている「正社員としての就職」の道に疑問符を浮かべています。

 

理由は実に明白です。

正社員という働き方は私の望んでいる生き方に適していない。

この一点に尽きます。

 

たびたび彼氏の話題をブログで取り上げましたが、

この彼は両親も承諾の上で婚約を結んでいる、すなわち「婚約者」なのです。

大学を卒業し、ある程度の貯金がたまったら一緒になろうという話になっています。

私は別に、彼と結婚して専業主婦になりたいとか思っているわけではありません。

きちんと働いて、一人前の社会人として認められたいと考えています。

その一方で彼との間の子供に恵まれたら、と願っているのも事実です。

 

今、安倍政権は「女性の活用」を唱えています。

私はこの「女性の活用」という言葉が大嫌いです。

「女は男に活用されるモノ(資本)である」という考え方が嫌いだから。

けれど、事実として今の世の中はそういう考えを基に成り立っています。

 

女性を「活用」したいという男性的な社会からすれば

学生のうちから出産を意識したり、人生計画に組み込んでいる女性というものは

実に「使いづらい」のだろうと思います。

現に大学も「就職活動の際は出産・育児の話題を口にしない方がいい」などと

小声で指導している始末です。小声というところが、また実に情けないです。

 

婚約者との結婚、出産・育児、そしてそれに伴う育児休暇の取得。

私は、自分の人生の中でこれらをある程度は計画的に起こすことができます。

だけど、育児休暇を経て復職する男女に対しての理解がほぼ無いのが現実です。

自分の望みたい生き方を「正社員」という働き方が阻んでしまう。

それぐらいなら「正社員」という形に拘らず就職・転職するという

あり方、考え方で生きていくほうが私の望みには適っていると思いました。

 

実際どうなるかはわかりません。

ただ、どこに就職しようが結局女であればお茶くみからスタートなんだろうなとか

その程度には諦めもついています。我ながら情けない。

でも、男性優位社会に抗うための力も足りていません。本当に情けない。

 

自分らしい生き方を!とか散々指導しておいて

就職に向けての面接指導で「人事部の男性に媚を売ろう」とか

「パンツ姿よりスカート姿の方が内定とれる」とか

さも当たり前のように言われるんですよ。

それでのし上がれるならやるという人もいるだろうけど、私はたまたまそうじゃない。

自分らしい選択のためには、柔軟な考え方が必要だと思います。